Vulcannaa Amime Blog

言うほどアニメじゃないブログかも? Twitterやってます @VuIcan1

路線バスで行く長崎探訪〜『色づく世界の明日から』を訪ねて

九州を離れるので、最後に九州を旅行しようと思って長崎に行ってきました。

そしてこの旅行を有意義なものにするために長崎を舞台にしたアニメを見ていこうと思い、

2018年当時見ていたけどあまり記憶に残っていない、『色づく世界の明日から』を再視聴しました。

 

感想としては、すごく……よかったです。

ほとんどというか話の大筋すら覚えてなくて多分当時ちゃんと見ていなかったのだと思います(2018年秋はアニメ視聴本数がピークを迎えていたクールだったので)が、

緻密な構成と繊細な演出、心に響く脚本に石原夏織さんや岩見舞菜香さんといった声の良い声優という非の打ち所がない作品。

こんなに良いアニメを真剣に見ていなかったことをただただ恥じるばかりです。

 

ところで、瞳美の未来から来て、そこに生きる人々と関わり、そして帰っていくというのが転勤でこっちに来て転職して関東に戻っていく自分と重なったんですよね。

時間遡行に用いていたのがバス(ちゃんと後ろ乗り前降りなのが九州)というのもなんだかSUNQパスによる思い出旅行を思わせます。

 

重なったと言っても瞳美と自分は全く対照的というか、比較して切なくなってしまうくらいで、

60年前に送り込まれて、そこで起こることすべてから瞳をそらさずに、喜怒哀楽さまざまな感情を体験した瞳美。翻って自分の九州で過ごした1年半をおもうと、全く瞳美のように生きていなかったと身につまされる思いです。

 

瞳美よりずっと長い時間こっちにいたのに、最後に見送りで涙を流してくれたり好きだって言ってくれる人がいないんだよな……

「自分で閉じこもって明日を見ようとしていなかった」 ←これ普段ずっと市内にひきこもってて、引っ越し1週間前になって慌てて九州旅行を回収しようとしている俺?

時間魔法で自分の福岡編をやり直したいな…………

 

(↑ここまでは旅行前日に書きました)

そんなこんなを考えて大変にセンチな気分になりながら、九州号に乗って長崎へ行ってきました。SUNQパス使用で、長崎での旅程は1泊2日です。

 

早朝に福岡を出発し、長崎駅前に着いたのが10時前でした。

着いてすぐ思ったのが、なんか街並みがレトロでした。

雰囲気出てますよこれ。

 

まずはめがね橋へ。

キービジュになってるフォトジェニックなスポットですね。

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瞳美はいませんでした……(それはそう

写真は撮り忘れたんですが、橋の下に飛び石があって、アニメではそこを渡るシーンもあったので真似て渡ってみました。

 

ちょうどお昼前だったので、

近くにあるカフェでトルコライスを食べることに。

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味はまあ、予想通りかな……

昔からお子様ランチに心ときめくタイプの子供舌キッズじゃなかったので、『大人のお子様ランチ!』って言われてもテンション上がらないんだよね……

ボリュームがすごくてお腹いっぱいになりました。

 

腹も膨れたところで次は水辺の森公園へ。

10話で瞳美とあさぎが仲直りするところですね。

あのシーン爽やかで好きなんですよね。

天才「ふむ……石見舞菜香さんをキャスティングすれば良いのでは?」 ←本当にありがとう……(泣)

 

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2人が座ったモニュメントを探しました。

多分これ↑です。

 

せっかくだから甘いもの、食べに行きませんか(神のヴォイス) も再建したいと思って、わざわざ5分くらい歩いたところのカフェで長崎名物のミルクセーキをテイクアウトして戻ってきました。

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シャリシャリのミルクアイスの上にアイスクリームと生クリームが乗っています。さくらんぼがキュート。飲み物のミルクセーキではなく、スプーンで食べる感じですね。(一応ストローも付いてて、溶けたらストローで飲む感じ)

 

しかし、食べ始めた瞬間雨が!

天気予報が嘘をついた土砂降りの雨が降る……

 

オタクが美少女2人の行為をトレースしようとしたからバチが当たったんやな……と思いながら慌てて離脱。

 

傘とミルクセーキで両手が塞がり地図も見れず、雨宿りできるようなところも見つからず最悪の状態でした。

泣きながらとりあえずミルクセーキをかきこみ(頭痛)、バスでオランダ坂へ向かいます。

 

バスから降りるとなんかさっきより雨強くなっててワロタ。

雨は降る降る人馬は濡れる 越すに越されぬオランダ坂かよ……と思いながら山手地区へ入っていきます。想像以上に傾斜きつくて堪える。

 

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写真に撮ると雨も雰囲気出て良い感じかも?

 

 

途中、洋式住宅を改装した博物館っぽい施設とか、説明が書かれた石碑みたいなのがあるけど雨がやばかったのでとりあえず全部通過しました。

この時はまだ脚が余裕だったので、晴れたらまた来よう〜とか悠長なことを考えていたんですよね……

 

知ってますか、坂とか階段って上りより下りの方膝にくるんですよ……!

 

適当に歩いた結果、オランダ坂を唐人屋敷跡の方へ抜け、結果的に山手地区を丸々横断する形になっていました。

無駄に歩数を重ねたこともこの後の後悔ポイントです。

唐人屋敷跡への方面、なんか階段が多くて道が狭くて長崎っぽい街並みで、初長崎のオタクとしてはすごく行きたくなる雰囲気だったんですよぉ……

(この後グラバー園の方に行く時に嫌というほど見れる街並みだったから完全に無駄足だった)

 

次に向かったのは石橋電停。

『色づく世界の明日から』には聖地巡礼の公式サイトがあるのですが、そこで紹介されているモデルコースの一つに沿って行くことにしました。

南山手~鍋冠山コース | モデルコース | 色づく長崎の舞台から

 

石橋駅

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グラバースカイロード

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斜行エレベータで上がって行くと、そこにあったのは……

 

大浦展望公園!

11話の名場面、瞳美と唯翔が抱き合うあの感動シーンで会うところです。

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泣いちゃうよ〜

ここに来た時には雨が上がってて、長崎の街を見る余裕もありました。

ただめちゃくちゃ暑かったです。滝汗。

アニメキャラってどれだけ運動しても汗かかないよね。

 

で、ここから階段を下ると祈念坂なんですね。

祈念坂ってみた感じ普通の坂だし、長崎にある無限の坂の中でどうやって見つけるんだろうって思っていたのですが、ガッツリ看板で書いてくれているんですね。

 

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なんか、こんなこと言うとアレなんですけど、

オランダ坂がすごく綺麗な街並みにあるのに対して、祈念坂はなんか隣に墓(普通に仏教の墓)あるしそんなに長くないし現代チックな俗っぽいフェンスに蔦が絡まってたりして、ネームバリューほどにエモな雰囲気はありませんでしたね。両側の木々も手入れされている感じじゃないし。

 

大浦天主堂が近くにあるから宗教パワーだけで持ってるスポット感がありました。(辛辣)

 

ただ、祈念坂は11話で唯翔さんがダッシュする坂なので、先程の大浦展望公園へ続く道だと考えるとグッとくるものがありますね。(フォロー)

 

祈念坂を下ると大浦天主堂があります。

正直この辺でもうつま先が痛い痛いになってしまってやる気がどんどん萎えてきました。

大浦天主堂は別にアニメに出てくるわけでもないしな……

 

でもホテルが17時チェックインで、まだ時間があったので、他にすることもなく大浦天主堂に行きました。

 

入場料1000円は高いよ〜(わがまま)

 

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中は撮影禁止でした。

ただ、教会の雰囲気は良かったです。

n百年潜伏してたキリシタンが信仰を告白して神父がびっくりするのアニメっぽい。

何世代もの間脈々と続いてる、みたいなのって感動しますよね。歴史の重みを感じる。

 

併設されている博物館も充実していました。

(冷房ガンガンに効いてて神だった)

 

天主堂を出ると16:30でした。

モデルコースによるとここからさらに上ってグラバー園に行くのですが、

暑さと脚の疲れが限界だったので一旦ホテルへ行ってお風呂に入りました。

 

ホテルは銅座町にあるので、バス停大浦天主堂下からバスで15分ほどです。

大浦天主堂下までクラバー通りを下るのすらきつかった……

 

ホテルでお風呂に入って着替えたら少し一息つくことができました。風呂はリリンの生み出した文化の極みらしいですよ!

 

天気予報(当てにならないカス)によると日没は19:03とのことなので、それまでに鍋冠山展望台に行くプランを立てました。グラバー園は中の施設がもう閉まってしまうので明日行くことにします。

18時頃、ホテルを出ました。

 

すると……大雨でした! 終了!

 

最悪ですがここで退くのも悔しいのでバスに乗り大浦天主堂下まで向かいます。

雨雲レーダー(天気予報と違って信用できる)によると19時頃には晴れるっぽいので、夜景は見ることができるでしょう。

 

グラバー通りを登り、再び祈念坂。

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せっかくなので11話の唯翔さんダッシュシーンの画角で撮ってみました。

(2時間前に通った時は疲労困憊でアニメのシーンを確認する余裕がなかったので……)

 

同じく瞳美ダッシュシーンの画角で大浦展望公園。

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2人が座ったベンチ。
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ところで、唯翔さんは祈念坂をダッシュして上ってきたのですが、

瞳美はどのルートを下ってここまで来たのでしょうか。

 

調べた感じその情報が見当たらないんですよね。

なので、アニメのシーン見てこの辺一帯を調べました。

(キャプを用意できなかったので、11話21:20〜くらいを観てね)

 

調査の結果、リンガー通りを下り(向こうから瞳美が走ってくる)

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ここ大浦展望公園へ行ったものと考えられます。(ここを下るシーンがある)
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今回の旅ではこの11話のシーンの場所を調べることが最大の目的だったので、とりあえず目的は達成できました。

試しに走ってみて2人の気持ちになってみる。

 

2019年にグランベルム11話Aパートの新月ちゃんと満月が抱き合った琵琶湖湖畔を特定した時と同じくらい達成感がありました。

 

 

さて、目的達成ができたので、

このままモデルコースに沿って鍋冠山展望台へ行きます。

 

そしてここからが大変でした……

 

まず、鍋冠山展望台へのルート。

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なにこれ?

 

暗くなってくる中、こんな獣道歩くとか怖すぎだろ!写真だと広角チックであんま怖くないけど、実際はこれよりもっと暗くて狭いです。

あとびびって写真撮れなかったけど、左手に突然鳥居と祠?みたいなのが出現するんですよ。

本当に腰抜かすかと思ったよね。怖すぎ

 

また雨降ってくるし。

こんな天気でここ通るのなんか自分くらいだろ〜って思ってたらなんかガサガサ音がして、死ぬほどビビりながら振り返ったら猫だった。

『なんだ猫か……』ってリアルに言う日が来るとは。

 

余談ですが、長崎は猫が多かったです。

ペレットが置いてあったりするので、野良に餌付けする人がいるんでしょうね(ダメでしょ)

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そんな暗闇の中、藪をかき分け、坂と階段をひたすら登り、もはや死に体と化したオタクがついに展望台へ辿り着きます。

 

(自分でも見たことないくらい汗かいてて思わず展望台のトイレで写真撮っちゃった。爪真っ赤で笑う(真顔))

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鍋冠山展望台ですが、一応ここもアニメで出てくるんですよね。

瞳美が座ってた立ベンチ

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正直もう帰りたい気持ちの方が強かった。

でもまだ日没には早いし(時間ミスった)早く夜になれよ、でも暗くなったら帰りがいよいよ怖いな……とか考えてる間に夜景が見えました。

 

綺麗

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冷静に見返すとめっちゃブレてて笑う。

帰り不安すぎて写真どころじゃなかったんだよなあ……

 

もう夜景はいいや、アニメに夜景出てこないしな、と思い、早々に切り上げ帰路に着きます。

ただあの道を通るのはもう嫌だ。

 

ところで、展望台には他にも何人か人がいました。

ちらほら帰る人を見てみると、どうやら彼らは車で展望台まで来たようです(ずるい)

 

地図を見ると、僕が上ってきた方面と反対側に車道があるではありませんか。

こっちから帰ればええやん!

 

遠回りにはなりますが、安全が第一です。

そもそももう下半身が全て痛いのであの峻険な階段と坂は無理です。

獣道の途中で行き倒れたら本格的に命が危ない。

 

というわけで、車道を歩くことにしました。

地図だとこんな感じ。

【獣道(行き)】

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【車道(帰り)】

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そして一歩を踏み出した瞬間……

 

あ、これやばい。

なんか筋肉痛とかを通り越して右膝がズキズキ痛むんですよね。一歩踏み出すことにイテテってなってガチョウみたいな歩き方になる。

 

これはグラバースカイロードまで行けないなと思い、歩く距離を少しでも少なくするルートを探りました。つまり最寄りのバス停まで歩けば、あとはバスで帰れるわけです。

そして調べた最寄りのバス停が……

 

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遠いよ〜

上戸町ってどこだよ〜

帰りたい方と全然反対方向で笑う。

 

ていうか今冷静になって考えてみると大浦展望公園〜グラバースカイロードまで歩いた方が近いじゃん。

あらゆるイレギュラーで頭が冷静に働かなくなってたのかな……

 

まあグラバースカイロードまで歩いても結局そこから大浦天主堂下まで歩かないといけないから、徒歩距離を少なくするという意味ではこれが最善だったのかな。

 

とはいえ、人通りの多いグラバースカイロード方面と違い、住宅地方面へ向かう県道の歩道は誰も歩いていなくて結局暗くて怖かったです。意味ねえ

 

わかる? この心細さ。

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そんなこんなで、足を引きずるようにしてやっと着いた上戸町。

バスが来るまであと5分。

周りには何もないけれど、バス停の明かりでホットひと安心。

文明の灯がこんなにも人の心を勇気づけるんだな……この日は満月でしたが、月明かりだけではあまりにも光量が足りませんでした。

 

しかし、時刻になってもバスが来ません。

焦る。

この辺のバスは1時間に1本しか通らないから。

 

慌てて調べたところ、なんか上戸町というバス停は2つあるらしいです。ブチギレ。

乗るべきバス停は産交バスの上戸町で、僕がいたのは県営バスの上戸町だったんですね〜最悪

 

もう過ぎたよな……1時間ここで待つのか……とベソを描きながら産交バスのバス停に行くと、なんとジャストタイミングでバスが。

 

どうやら数分遅れていたようです。

今年の運全部使い切ったと思います。バスの中は明るく、涼しく、何人もの人が乗っていました。

嬉しくて涙が出てきます。

 

行き先も間違っていないようです。

そして僕の乗るバスは長崎駅前へ向かい、力強く発進したのでした……

 

……

振り返ってみると、なんだこの旅行……

苦行?

 

アニメで瞳美達がどうやって鍋冠山展望台に行ってるのか本当に謎。

獣道の方はおよそ女子高生が行くべき道ではないので、車道を上ってるのかな?

 

絶対ロープウェイで稲佐山登った方が良いと思います。本当に。

 

獣道の方のムカつくところは、グラバースカイロードから上った住宅地に、

鍋冠山展望台↖︎この先400m!』みたいなキャッチーな看板が階段にかかってて、

あたかもちょっと整備された綺麗な階段登るだけで行けますよみたいな顔してアレですからね。罠でしょ。

一生行かない展望台ランキング1位ですね。

2位は塩見公園展望台(レンタカーで行ったら途中未舗装の狭い林道が出てきて傍に落ちかけた)

 

ホテルに帰ったら本当に疲労困憊だったので、風呂に入って適当にご飯食べてさっさと寝ました。

本当は中華街巡りとかしたかったけど足が痛過ぎて半径100mの店しか選択肢がなかったです。

 

 

2日目。

翌朝、相変わらず足が痛くてホテルの移動(何故か最上階の風呂場へだけエレベーターがなくて階段)すら辛かったので、本当は今日行く予定だったグラバー園は無念の諦めです。

 

とりあえず本当に歩けないくらい足が疲れていたのでマッサージ屋さんに行きました。健全なやつ。

 

40分揉みほぐしコース。

旅行に来てこんなどこにでもあるマッサージ屋さんに行くなんて……泣

-3k。

 

マッサージが終わると11時だったので、せっかくだしと思ってちょうど開店した中華料理屋さんに行きました。

 

マッサージ屋さんに一番近かったお店に入ったのですが、

偶然にもここは石原夏織さんが色づく世界の明日からのイベントの時に立ち寄ったお店だったみたいです。ラッキー。

今年の運使い果たしてなかった。これで使い果たしました。

石原夏織さんの紹介で麻倉ももさんも来ていたようですね。

 

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2021年:石原夏織

2022年:麻倉もも

2023年:vulcannaaというわけか……

 

僕は皿うどんを食べたのですが、味は砂糖が多くて個人的には苦手かな……胡椒かけたらいい感じでした。

石原夏織さんと麻倉ももさんはちゃんぽんを食べたそうなので、正解はちゃんぽんでしたね。やっぱ運使い果たしてるから引きを間違えたようです。

 

店主から撮影の時の話などを聞き(ありがとうございました)、良い長崎旅行だったねの気持ちになりました。

 

時刻はまだ12時前ですが、正直疲れたし暑いしで帰ります。

 

ただ、高速バスが長崎駅前だけではなく平和公園からも乗ることができるので、最後に平和公園に寄って帰ることにしました。

 

合掌。

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平和祈念像のところは一面タイル張りの空間なのですが、太陽の照り返しですごく暑くて眩しくて、なんか原爆ってこんな感じなのかなと不思議な気持ちになりました。

こういうのは現地に行かないと味わえないものなので、行って良かったと思います。

平和への想いを新たにしました。核廃絶は人類の願い。

 

平和公園からバス停までがまたそこそこ歩く距離で、本当にもう歩けないよ〜という気持ちでいっぱいになりながら、着いたバス停でさらに10分ほど蒸されながら待機し、最後の最後まで身体的にキツい旅行でした。

到着した九州号に乗り込んだ時に魂が抜けるかと思いました。

 

夏は旅行に不向きですね。(当然)

バス一本という縛りがさらに状況を悪化させましたが、長崎は坂も階段も多いので自家用車で行ってもそこそこ徒歩の場面は多いと思います。祈念坂とかどう頑張っても車では行けないし。

それにしても、夏×長崎×雨×バス縛りとかいうの理論上最悪の組み合わせだな。なんか悪いことでもしたのかな

 

今後は己の身体の限界を見極め、事前サーチを徹底して負担の少ない旅行を心がけたいと思います。

 

でもたまにはこんな旅行もまあ、悪くはない、かな?(笑)

 

真面目な話、色づく世界の明日からという作品を5年の時を経て再確認し、以前よりずっと好きになることができたので、行って良かったと思います。

祈念坂とリンガー通りをダッシュするという経験もできましたしね。(あれのせいでダメージがかなり入ったけど)

アニメキャラの足跡を辿ることで、思うことってあると思うんですよ。その場の空気感だったり、時間の流れだったり。

なんか自分の感想を見返すと暑いと脚痛いしか言ってないように見えますが、アニメを見返すと長崎に行く前よりもより実感をもってこの時のセリフはこういう思いで言っているんだろうなと考えながら視聴することができるわけです。これこそが現地に行くということの意義だと思います。

アニメを見ることで旅行に価値が生まれ、旅行することでアニメへの理解が深まる。

なんて素晴らしい相互作用なんだろう。

書を捨ててもアニメは捨てず、街に出ようということですね!

 

長崎の街並みは、駅前といい斜面といいこれまで見たことがないものだったので、また機会があれば来てみたいと思いました。

 

今回は到底不可能だったけど、佐世保とか島原にも行ってみたいな。

 

2023.8.20