カゲロウプロジェクトの思い出~チルドレンレコード(Re:boot)に寄せて

なんとなくYouTubeを見ていたら、この動画を見つけました。

youtu.be

 

ああ、もうカゲプロも10年なのか……。

この10年は自分にとってどういう時間だったか。インターネットばかり触れていた気がします。

 

いや、早いな……1年ってあっという間なのに、10年と言われると途方もない時間のように感じます。小学生が社会人になるのに十分な時間ですからね 

 

今回は自分のネット人生を振り返る意味も込め、僕とカゲプロの話をします。

 

 

 

自分は小さい頃からボカロ大好きキッズでした。周りの友達がまだドナルドとかでキャッキャしてる時、僕は既にVOCALOID文化を受容していました。(得意顔

 

どんな少年がカゲプロと邂逅するのは時間の問題。

ボカロを聴き始めてしばらくして、有名な既存曲は全部聴いて新曲を追い続ける段階に入り、初心者を卒業したかな?って頃にじん(自然の敵P)が後にカゲプロと呼ばれる曲を投稿し始めたんですよね。2011年とかその辺り。

 

その時の衝撃といったら。

 

とにかく曲が良くて、ハマっていくんですよ。

初めは音に、ついで世界観に。

ニコニコはコメントがあるから考察とかも流行ってて、とにかく曲というには収まらない壮大なコンテンツとして当時小〜中学生の僕の心をガッチリ掴んだわけです。

 

暇さえあればニコニコ動画ヘビーローテーションです。

実際イヤホンしてパーカー着てましたからね。

友達とカラオケに行く時も、周りがイナズマイレブンとかを歌う中でみんなが知らないカゲプロの曲を歌ってドヤ顔していました。(恥ずかしい)

 

で、2013年くらいかな。

中学生も半ばを過ぎて少し背伸びをしたくなると、カゲプロを卒業、というか少し見下すような感じになるんです。

「君たちまだカゲプロ見てんの?w若いねえ」みたいな。今考えるととてもイタイ。

 

折しも、ほぼ日Pっていう人がカゲプロ厨を煽る曲を投稿してた頃でした。

それで僕はほぼ日Pカッケェ〜って思いました。逆張りってやつですかね。別にほぼ日Pの曲を音楽的にに良いと思ってたわけではないんです。煽りたくて支持しただけ。

 

あと僕は2ちゃんねるをよく見ていたんですが、2ちゃんではニコ動を馬鹿にする風潮があってカゲプロ厨なんかは格好のネタだったわけです。

それも手伝って「カゲプロキッズw」みたいな姿勢を取ってしまったんですね。いやお前もキッズだろうと。

 

あとアニメを本格的に見始めて、ボカロよりアニメ!ボカロはガキのコンテンツ!みたいな姿勢になってしまったというのもありました。

 以上複合的な理由から、カゲプロへの感情がむしろ負のものになっていきました。

 

そして2014にはあのメカクシティアクターズが放送されます。春クールですね。

ニコニコではコメント欄でカゲプロファンとカゲプロ厨煽りの熾烈なバトルが、まあ前者の方が圧倒的に優勢でしたが繰り広げられていて、自分は特にコメントはしませんでしたがアニメを見る目はやや否定的だったと思います。

作画も悪かったしね。

そんな感じで僕はメカクシティアクターズは適当視聴で終わらせて(一応観たことは観た)、ごちうさとか悪魔のリドルとかに熱中していたわけです。

カゲプロだけでなく、ボカロへの興味を失っていきました。

 

でも高校生になるといろいろ冷静になってきて、上記のようなアンチめいたふりをするのは別にカッコ良い行いではないということに気づくんです。

好きなものを好きと言える人の方が偉いに決まってるじゃないかと。

 

また、その頃クッキー☆なるコンテンツがニコニコで流行っていて、僕もクッキー☆にハマっていきます。そしてそのクッキー☆声優達がよくボカロ楽曲を歌っていたんですね。

それで最近はどんな曲が流行ってるんだろうと思ったのもあって、しばらく(と言っても1-2年くらい?)離れていたボカロを聴くようになりました。

 

ボカロをまた聴くようにあった僕が再びカゲプロにハマるようになったのはもはや必然かもしれません。

その頃、カゲプロのコンテンツ展開が一段落して、あまりアンチとかの話は出なくなっていました。つまり僕がカゲプロを再び好きになる下地はできていたわけです。

SNNN姉貴が歌っていたチルドレンレコードがきっかけだったと思います。僕はカゲプロの世界に再び没入したくなりました。(→SNNN姉貴とその他のチルドレンコード☆ - ニコニコ動画)

 

僕が離れている間に曲が増えていました。

そして、最後に投稿されたサマータイムレコードに、これはカゲプロのエンディングテーマであると書かれていました。

 

僕はメカクシティアクターズにもう一度向き合いました。もう一度観たいと思ったからです。

当時の僕はクレカもありませんし、親にはオタクであることを隠していたのでdアニメストアとかは使えません。

なのでAmazonのアカウントを作って、コンビニ支払い&受け取りでメカクシティアクターズの円盤を買うことにしました。

高校生のお小遣いは少ないですが、メカクシティアクターズの円盤は安い。(その代わり枚数が多い)

そして半年くらいかけてなんとか全部揃えました。

 

親にオタクがバレないように、家に1人でいるときにこっそり再生して見たのを覚えています。

するとどうでしょう、円盤では作画が修正されているではありませんか!!(まあネットで書かれてたから知ってたんだけど)

 

カゲプロ最高!

あっという間に全話を見終えます。

こうして僕はありし日のカゲプロ少年として完全に復帰したのでした。

 

そして今に至ります。

カゲプロと向き合い続けた10年……とはとても言えないけれど、僕の10年の中にカゲプロは特別な意味をもたらしています。

 

そして今年で僕のモラトリアムも終了。

高等教育を終え、子供 チルドレン から大人になる時が近づいています。

 

このような年に再びカゲプロの動画が投稿される、メカクシ団のみんなが物語を紡いでいるということ。それがなんか心にじわりと沁みたんですね。

 

チルドレンレコードの歌詞を聞いて「これアタシだ……」となることは流石にもうないけど、そう思ってた当時の記憶がありありと思い出されました。

 

公式Twitterを見ると、新しいプロジェクトもやるみたいですね。

じんが再びカゲプロの世界に戻ってきてくれて嬉しい。

 

こんどこそ、斜に構えたりせずに、正面からカゲプロを楽しもうと思います。

それができる大人になったつもりなので。

 

 

 

最後に……

カゲプロ10周年おめでとうございます!

 

 追記)

Re:boot、「少年少女前を向け」が冒頭に追加されてるのめっちゃ良くない? 

あとミクさんになってるのが原点回帰って感じがして良い。でもIAちゃんの声も聴きたい……聴きたくない?