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映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!! 感想

カグヤちゃん、よかったね……(落涙)

まなつw (大笑顔)

 

 

 

映画ヒープリを見に行ってきました。夜に行ったのでオタク率100%でした。

 

久々にプリキュアの映画で号泣したな……

親子の愛情、みたいなのに弱いんですよね。

カグヤちゃんが泣いてるシーンで毎回泣くでしょ。

あとお誕生日を忘れられるシチュに弱い。「明日は大きなケーキを1人で食べるんだ~」って笑顔を作りながら言うところでもう涙腺緩む。「本当の気持ちを隠して気丈にふるまう女の子」という泣き要素まで入れてくるのか……。

この映画、僕の好きな泣ける類型をたくさん投入してきてくれるから大量に涙を流してしまった。

 

その次に奇跡の花の場所で自分が本当の娘じゃないって打ち明けるシーン。ここも泣けちゃいますね。3歳の誕生日に貰った絵本を今も肌身離さず持っているなんていじらしいじゃないですか……

それだけに、「お母さんなんて大嫌い」と言ってそんな絵本を捨ててしまうシーンはショックです。それまでの描写で博士も自分のために悪いことをしているなどということはないとわかっているわけで、ここは悲しいすれ違いが上手く描かれていて胸を打つシーンでした。

 

ゆめアールのために力を使いすぎててカグヤちゃんが消えてしまうという事情については、見ていて「じゃあゆめアールを使うのをやめれば良いのでは?」と思わなかったわけじゃないけど、きっとそうできない事情があったんでしょうね。

きっとカグヤちゃんは大好きなお母さんの夢のために自分を犠牲にしてでも頑張りたかったんだろうな……って脳内補完してた。というかこの脳内補完で泣ける。永久機関

 

極めつけは奇跡の花とカグヤを吸収したエゴエゴにサレナ博士がしがみつくシーン。こんなん絶対泣くじゃん……(´∩ω∩`*)

さようならドラえもんの時代から、大事な人のために弱者が強者の足元にすがりつく構図は涙を誘うんだって決まってるんですよね。

それを見て叫ぶカグヤでもう……オンオオ。本当の親子じゃないっていうのがますます感動要素をプラスしていて良い。

「カグヤは、私の大切な娘なんだ……」「私もお母さんのこと、ずっとずっと愛してる!」

最後の方ずっと泣いてた気がする。

 

今回は親子愛が全面に押し出されていましたね。

序盤のホテルで寝る場面の、のどかとお母さんの会話とか。「久しぶりに一緒に寝る?」「もう子供じゃないもん」という会話を聞いて少しぐっときました。完全に親目線。きっと全国の映画を見に来た女児先輩の親御さんの涙腺を的確に破壊することでしょう。

のどかのお母さんとの関係と、カグヤのそれとを比較して、でもどちらも尊いものだということを感じ取れたらいいなって思います。

 

アニメにおける関係性って、友情とか恋愛とかいろいろあるけど、個人的に一番感動できるのは親子かなあ。なんていうか一番身近じゃないですか。特に小さい子にとっては。プリキュアってやはり女児向けアニメなので、観ているとなんか女児やその両親みたいな気持ちになって感情移入みたいになる時があるんですよね。そういうことまで含めてもう泣いてしまう。大号泣。やっぱり恋愛やろうとしたハピチャって駄目だわ

 

エゴエゴを倒した後、一瞬もしかしてカグヤちゃんが消えちゃうんじゃないかと不安になりました。でもみんなの応援で復活できてよかった~ってなった。ハッピーエンドのアニメしか観れない。

 

 

まほプリ以来にプリキュア映画で泣いた気がする。高評価です。

最初にカグヤちゃんが出てきた時点で顔が良い!ってなった。顔良いキャラが出ると視聴意欲が湧いてくる。声も良い。

そもそも、ヒープリのキャラデザは好きなんですよね。特にグレースは正統派美少女って感じで良い。

他に正統派美少女プリキュアといえば僕の中ではキュアドリームで、そういった意味でも今回のコラボは嬉しかったですね。変身シーンでハブられるミルキィローズ……

 

敵キャラは物語を通して1体だけでした。

最初の丸の内ビルディング戦の時の攻撃が異能力『羅生門』みたいだなって思った。(文スト)

あの戦闘良かったな。ミルキィローズがミルクに戻るシーンがあったのも良い。

プリキュアドリームアタックとヒーリングフラワーのコンボ技が、最終決戦でドリームキュアグレースとして再現されたのも深い。

 

エゴエゴという敵キャラですが、評価が難しい。研究のためにビョーゲンズから生み出されたということで、ミュウツー的な被害者の側面も持っているわけですよね。

名前の通りエゴイズムの塊みたいな感じで、仲間の夢を応援するのどか達との対比が際立っていたわけですが、命令通りに使われて最後に倒されるというのはあまりに救いがないというか可哀想だよなとも思いながら見ていました。

なので最後に改心してマスコットみたいになっていたのは救われたような気持ちになりました。あれは良いシーンだったと思います。

 

あとなんといっても衣装ですね。映画にオリジナルフォームがあると……嬉しい!

パートナーフォームとかいうの可愛いがすぎるだろ……和服モチーフは新しいかもしれない。cutest。

 

正直、本編ではヒープリそんなに好きじゃなかったんですよね……なんか暗いし、思想が強めだったので。この映画もトロピカル~ジュ!プリキュアのミニ映画目当てで観に来た部分もあるくらいで。

でもこの映画のお陰でヒープリも好きになれました。ありがとう……ありがとう…………

 

EDも良かったな。

最後のお誕生日会のエンドカードで完全に泣いてた。

 

良い映画だったね……(完全号泣)になってたらいきなりトロプリの映画始まってテンションの落差に笑ってしまった。

いや有ることは知ってたけど、感動ENDのあとに「ラビリンから招待状が来たわよ! 時間は……3分後~!?」とか言われたら笑っちゃうんだよな。

 

まなつの顔芸連打もめっちゃ笑う。変身してからの「今日も元気だ!トロピカル~ジュプリキュア!」でヒープリとのコンセプトの違いを思い知らされました。

まなつが病気で入院してるところとか想像すらできないですからね。

 

ダンスシーンな~ テレビ本編で何回も流れちゃってたからありがたみが薄れちゃってたんですよね…………せっかくの新旧ダンスコラボなのに、ちょっと残念かも。

 

一足先に戦うキュアフラミンゴが見れたのは嬉しかったです。瀬戸麻沙美さんのファンなので。

あと予告で何回も観た、キュアコーラルが落下しながらペケ盾召喚するシーン(伝わる)も可愛くて良かったです。

ローラが指笛で魚たちの力を借りるのも良いシーンでしたね。サーフィンみたいにイルカを乗りこなすプリキュア達が絵的に映えていました。

 

終わった後、トロプリの映画の予告が流れました。タイトルは未定っぽい。

次回の舞台は雪国みたいです。雪が降ってるなかに立つキュアサマー、寒そう。どう見ても寒冷地対応の衣装ではない。

楽しみですね。トロプリは好きなので多分絶対見に行きます。

 

 

プリキュア映画、ゲストキャラにどれだけ移入できるかみたいなところあるし、ゲストキャラが良いキャラだと高評価になります。

トロピカル~ジュ!プリキュアの映画も良いキャラが出てくれるといいなあ。

 

良い映画だったね〜

 

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2021.3.22

 

 

前に観た映画↓

 

vulcannaa.hatenablog.com